徹底比較
持続化補助金 vs ものづくり補助金
持続化補助金とものづくり補助金の違いを7つの比較軸で徹底解説。対象者・補助上限額・補助率・申請難易度など、自社に最適な補助金の選び方がわかります。
持続化補助金vsものづくり補助金
持続化補助金とものづくり補助金の違いとは?
持続化補助金とものづくり補助金は、どちらも中小企業・小規模事業者が利用できる国の代表的な補助金制度です。しかし、対象となる事業者の規模や補助金額、申請の難易度は大きく異なります。自社の事業規模や投資計画に合った補助金を選ぶことが、採択への第一歩です。
持続化補助金は従業員20人以下の小規模事業者を対象とし、販路開拓や業務効率化のための比較的小規模な投資(最大50万〜200万円)に適しています。一方、ものづくり補助金は中小企業全般が対象で、革新的な設備投資や新製品・サービス開発など大規模な投資(最大4,000万円)に活用できます。
どちらの補助金も返済不要ですが、事業計画書の作成が必要です。持続化補助金は計画書がA4で数枚程度とコンパクトですが、ものづくり補助金は10ページ以上の詳細な計画書が求められます。補助金AIを使えば、どちらの計画書も最短30分で下書きを作成できます。
7項目で徹底比較
持続化補助金とものづくり補助金を主要な観点から比較しました。
| 比較項目 | 持続化補助金 | ものづくり補助金 |
|---|---|---|
| 対象者 | 従業員20人以下の小規模事業者(商業・サービス業は5人以下) | 中小企業・小規模事業者(従業員300人以下等) |
| 補助上限額 | 通常枠50万円、特別枠最大200万円 | 通常枠1,250万円、グリーン枠最大4,000万円 |
| 補助率 | 2/3(賃金引上げ枠は3/4) | 1/2〜2/3(小規模事業者は2/3) |
| 申請の難易度 | 比較的やさしい(計画書A4数枚) | やや難しい(計画書10ページ以上) |
| 審査期間 | 約2〜3ヶ月 | 約3〜4ヶ月 |
| 対象経費 | 機械装置費、広報費、ウェブサイト関連費、開発費、委託費など | 機械装置費、技術導入費、専門家経費、クラウド利用費など |
| 申請回数/年 | 年3〜4回 | 年2〜3回(通年公募) |
メリット・デメリット比較
それぞれの長所と短所を整理しました。
持続化補助金
小規模事業者の販路開拓・業務効率化を支援する国の補助金。商工会議所・商工会の支援を受けて申請する。
メリット
- 申請書類が比較的シンプル(A4数枚程度)
- 小規模事業者に特化しており採択率が高い(約40〜50%)
- 年間3〜4回の申請機会がある
- 広報費・ウェブサイト費など幅広い経費が対象
デメリット
- 補助上限額が低い(通常枠50万円)
- 従業員20人以下の小規模事業者のみ対象
- ウェブサイト関連費は補助金総額の1/4が上限
ものづくり補助金
中小企業の革新的な製品・サービス開発や生産プロセスの改善を支援する国の補助金。
メリット
- 補助上限額が高い(最大4,000万円)
- 設備投資・システム開発など大規模な投資に対応
- 中小企業全般が対象(規模の制限が緩い)
- デジタル枠・グリーン枠など多様な申請枠
デメリット
- 事業計画書が複雑(10ページ以上)
- 採択率がやや低い(約30〜35%)
- 審査期間が長い(3〜4ヶ月)
結局どちらを選ぶべき?
従業員20人以下で販路開拓やWeb活用をしたい小規模事業者には「持続化補助金」がおすすめです。設備投資額が100万円以上の大きな投資や革新的なサービス開発を行う場合は「ものづくり補助金」を検討しましょう。両方の申請資格がある場合は、投資規模と計画書の準備負担を考慮して選ぶのがポイントです。
持続化補助金 vs ものづくり補助金に関するよくある質問
持続化補助金とものづくり補助金は併用できますか?
はい、併用可能です。ただし、同じ経費を二重に申請することはできません。例えば、持続化補助金でWebサイト制作、ものづくり補助金で設備投資というように、異なる経費に充当する形であれば問題ありません。
どちらの補助金が採択されやすいですか?
採択率は持続化補助金が約40〜50%、ものづくり補助金が約30〜35%です。持続化補助金の方が比較的採択されやすいですが、事業計画書の質が最も重要な要素です。
従業員10人の製造業はどちらの補助金に申請すべきですか?
従業員10人の製造業はどちらにも申請可能です。Web集客や広報に使うなら持続化補助金(最大200万円)、新しい設備投資や製品開発なら、ものづくり補助金(最大1,250万円〜4,000万円)が適しています。投資規模で判断しましょう。